引っ掛け問題。
視力表のようなもの
ランドルト環視力表のようなものが店先に吊ってありますが、ちょっと様子が違います。下に注意文が書かれていて「ワイングラスに見えてしまった方」に対する指示が出ていますが、これは引っかけ問題でどの列にも1つワイングラスが紛れ込んでいてよっぽど目が悪い人(裸眼もしくは矯正視力で0.1とか)で無い限り見えてしまいます。ということで普通の人はワイン切れの症状を発症している判断になってお店に入る必要がある・・というシャレの視力表。
ランドルト環視力表の視力1.0というのは5m離れてCの切れ目部分となる視角1分が判別できるという数値で、視力=1/視角(分)で求められる値なのです。
ですので視力0.1となると5m先の10分の視野角にある切れ目がやっと判るという意味になります。この論で進めると目の良い2.0なら0.5分、アフリカなどの平原部で暮らしている非常に目が良い(遠くが判別できる)人たちの8.0とかになると0.125分の見分けができる事になります。
もっともそんな遠くだけ見える視覚だと遠視と判断されかねませんがね・・・。
私はかつて遠視、今は老眼です。
当時は一番下まで何不自由なく見えて、集団検診の時は前の人が検査中、自分は後ろに控えている位置から既に一番下が見えていました。
従って視力表を見ると、一番下から見始める癖があります。「あぁ今年も変わらないな」と。
ワイン屋の視力表を見ると一番下に目が行き、何も気付かずに通り過ぎてしまうかもしれません。
コメント頂きありがとうございます。
わたしもかつて遠視気味でいまは老眼。近くが見えないので老眼鏡のお世話になっております。
黄斑変性ではないのですが乱視が入って来てかつて見えていた遠くの細かいところが像が重なって見えなくなっており「あ〜あ」などと一人嘆いております。
都会生活では見えすぎるのも逆に見逃してしまうものがありそうですね。