歪み系とはちょっとちがう(そうです)。
FUZZ(Black Ash)基板
オリジナルと一部回路構成と使用部品が違いますので完全コピーではありませんが、なにかファズ系というお願いが有ったので製作。回路規模も小さいですしこれをサクッと製作します。今回はコネクター接続ではなく配線ハンダ付けとしています。
こちらのサイトの記事を参照して製作。
オリジナルはEarth Quaker DevicesのBlack Ashで、トランジスタ3段の増幅回路になっており、3段目から2段目に負帰還が掛かっています。2段目の増幅度がかなり高く、この部分で歪みを作っているようです。
製作にあたって難物だったのが25kΩBカーブのボリウム。
この抵抗値の可変抵抗器は需要が少ないのか店頭取扱が少なく探しました。
基板は今回はガラスエポキシのユニバーサル基板を使いました。
なんかピュアオーディオの世界では紙フェノール>紙エポキシ>ガラスエポキシみたいなイメージがあるらしく、あまり評価は宜しく無いらしいですが、基板入手の都合で紙エポキシよりもガラスエポキシの方が安価だっただけです。
ほかにも今回はわざとチープな部品で組んでみました。オリジナルはソリッド抵抗だったりコンデンサーにもオイルコンデンサー?だったりこだわりがありましたが、こちらはチープ路線です(笑)。
電解コンデンサーは85℃の標準品、フィルムコンデンサーも通常品ですが、0.1μFはサイズ的に通常のフィルムコンデンサーでは大きかったので積層メタライズポリエステルフィルムのMTFです。抵抗はすべて5%のカーボンフィルム。
はたしてこれで本当に音が「悪く」なるのか楽しみです。
とりあえず筐体への組み付けに進みます。