カレーは甘口よりも辛口が嬉しい。
カレーは辛口
子供向けカレーは「甘い」というよりも「辛くない」と思うのです。
インドカレー店で普通の辛さより甘い辛さのオーダーをすると、砂糖を入れるという手法はありませんがヨーグルトなどで辛味をまろやかにする手法を取る場合が多いようです。
辛さは痛みの一種であると言われていますが、近年辛味を感じるチャネルがある事が発見されて、感覚神経の抹消にあるTRPV1というイオンチャネルが関係している事が判ってきました。このチャネルは43℃以上の温度や酸(H+)によっても活性化され、辛味刺激と熱が同時に加わると単独で刺激した場合よりも活性化されるようです。
熱い・辛い食品は温度が低い時の辛いだけの状態よりもより辛味が強く感じられることになります。トム・ヤム・クンなどは酸味と辛味と熱でトリプル攻撃しているようなものですね。
あまり辛いものは人によって体調を崩したりしますが、刺激を求めるのであればある程度の辛さは必要だと思います。それでも辛いだけではなく辛味もあったうえで美味しい範囲で楽しみたいものですね。