バッテリー放電器

 以前に購入したeneloopも充電サイクルを何回も経過していることもあり、リフレッシュとチェックの意味を兼ねて居酒屋ガレージさんのブログや本店で紹介されている放電特性記録機能付きバッテリー放電器を作り始めました。

部品と基盤のセット
 部品と基盤のセット

 居酒屋ガレージさんでのバッテリー放電器プロジェクト開始が2005年2月ごろから。基盤が完成し、組み立てキットの頒布が2005年12月ごろ。気にはなりつつ、工作の時間が取れず(などと言い訳する)、ほぼ1年以上遅れでやっと現物を手元で作り始めることができます。
 「できます。」であって「できました。」では無い所がミソ(笑)。
 さて、現状ですが・・・
 組み立てキットを分けていただき、手元に来たのが10月2日。
 写真を撮影して検分し始めたのが10月3日。詳しい写真を撮影したのが10月5日。
 この記事を書き始めて追加の細かい写真などを撮っているのが10月9日。
 文章をまとめ上げて公開するのが今日の10月12日。
 すでにスロースタートとなっています。オイオイどうする?本当に完成するの?状態です。
頒布元のアクト電子さんのページで紹介されています(現在は頒布終了)ので、参考にしながら製作となります。途中まで部品をそろえて組み立てようと心づもりをしていたのですが、そんなに多くは無いこの配線量にすでにめげてしまい、自作・手配線を挫折してしまいました。ハイ、もう根性無しです。
さて、アクト電子さんのサイトでは主としてケース加工に説明が多く割かれているので、当ブログではそちらは割愛させてもらい、基盤製作の方に主点を置くことにします。
 とりあえず、今回は頒布内容について基盤、ケース以外の内容を検分します。

部品袋
 部品袋
 FLUKE(突っ込みます!)の高確度テスターでの測定電圧が書き込まれたメモが見える

部品袋の中身
 部品袋の中身
 種類ごとに小分けの袋で収められている
 大変ありがたい反面、袋詰めの手間がかかることが予想される

IC、スイッチ・コネクタ、圧電素子など
 IC、スイッチ・コネクタ、圧電素子など
 PIC、ICソケット、D-SUBコネクタ、押しボタンスイッチと関連部品
 押しボタンスイッチのボタン部分は大きいものと小さいものが入っており好きなほうを選べる

小物部品
 小物部品
 抵抗、コンデンサ、LED類が入っている
 製作例では緑色LEDだったが部品は赤色LEDとなっていた(頒布元memoで記載あり)

トランジスタ類
 トランジスタ類
 MOS-FET(2SK2232)とトランジスタ類
 トランジスタは抵抗内蔵型トランジスタRN2202(デジトラ)と2SC2458である
 リセットICもこのパッケージに含まれている

LM385Z-2.5
 LM385Z-2.5
 測定した出力電圧がメモとして入っている
 このデバイスは2.4684Vの出力である
 測定時の周囲温度が18℃は、ちょっと涼し(やや寒)そうです

電池クリップ
 電池クリップ
 上がUM-3、下がUM-4用で、どちらも4組分はいっておりどのようにでも作れる

セメント抵抗
 セメント抵抗
 放電用の負荷抵抗として使用する抵抗で定格5W1Ω

ねじ類とゴム足
 ねじ類とゴム足
 ねじはユニクロメッキのもの
 ナットもビスもフランジ付のしっかり締め付けるタイプ

 LM385Z-2.5が出力電圧の測定をしてから出荷しているのは頒布のページに書いてありましたが、もう一つ測定しているものがありました。
 電圧検出の心臓部とも言える1Ωの放電用セメント抵抗。5W1ΩJと書かれていますので、5%精度ですが、使用する4本全てに測定値が書き込まれています。写真では1本しか見えていませんが、他の3本全てにも測定値が油性ペンで書き込まれています。できるだけ差が少ないように選別していらっしゃるそうです。
 なんとまあ、手間のかかる事を・・・・。
 まずは、いろいろ見ながらちょっと手を加えてみようかと思案中。

【念のため、ご注意】
 ここで紹介している内容は頒布のロットや時期によっては変更される場合があることをご注意ください。また、内容等が異なるなどの質問・苦情はアクト電子さんにお出しにならないようお願いいたします。部品の調達状況などにより変更される可能性もあります。
 あくまでも、私が手にした頒布キットの内容であり、今後の頒布内容がこのままの部品類であることは、当ブログでは保障するものではありませんし、アクト電子の保障するものでもありません。


2007/03/11 追記
この記事の続きです
バッテリー放電器(#2) 主としてケースの加工の細かい部分です
バッテリー放電器(#3) 部品類の実装について
2024/07/03追記
記事を整理していて頒布もとのアクト電子さんでは終了しているとの事。
金属ケースが廃盤になり入手できなくなったためだそうです。2018年1月に基板のみ組み立て済みを最後に終了しました。

2件のコメント

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