神戸の阪神淡路大震災ではかなり被害を受けたのですが、きれいに修復されました。
JR/阪神/三宮から北西にあたる位置にあります。三宮センター街にある生田通りの鳥居から北へ向かって参道がスタートし、境内へはこの鳥居から入ります。この鳥居以外にも東門・西門もあります。
手水社のお百度石
ここからお百度をふむのか、百度石が置かている
楼門に至る参道の左手に大海神社(おおわたつみじんじゃ・だいかいじんじゃ)があります。住吉大社の中にある大海神社の分社のようです。逆の右側には松尾神社があります。
拝殿から見た本殿
拝殿から奥はは祈祷してもらうとき以外は入れません
この拝殿も本殿も先の震災で倒壊してしまい、再建して現在に至ります。したがってどの建物も修復直後ということもあり、朱が鮮やかな色をしているのが印象的です。
さて、本殿左手奥に進むと史跡生田の森があります。
「生田の森」入口
石碑の右奥の茂みに折れ鳥居などが安置されている
鬱蒼とした一角になっていまして、平時は立ち入りできないのですが、小さな森を形成しており、いわゆる鎮守の森なのです。樹齢も300年近くある楠が生えており、その成り立ちの歴史の古さを物語っています。
境内も生田の森を含めてもそれほど広くありませんので小一時間あれば充分散策できます。
包丁塚や辨慶の竹、生田の森の中に置かれている折れ鳥居など史跡が多数あります。センター街から歩いて数分ですので、繁華街に疲れたらちょっと散策されてみてはいかがでしょうか。