またもや居酒屋ガレージさんの地域行事に参加させていただきました。
行き先は大阪府民の森ほしだ園地です。
(居酒屋ガレージさんでの記事はこちら)
JR河内磐船もしくは京阪電鉄私市(きさいち)から歩いていくことができます。
ほしだ園地入り口
人一人が通れるかどうかの幅の格子が組んである
この園地の入り口に人の幅ぎりぎりの間隔で組んである格子があり、単車や自転車が通れないようになっています。過去単車などが侵入してきて迷惑を被ったのではないかと想像できます。
写真は帰りの時のものですが、幅の広い体型の人(失礼!)や背の高い人はちょっと通るのがつらそうです。このゲートを通過して「かわぞいの路」と呼ばれるハイキング道を通って進みます。
そこから森林鉄道風歩道橋を通って進んで行き、前方が開けてくると「うわっ!」というものが見えてきます。
帰りの行程の写真に出てきますがピトンの小屋というのがありまして、管理事務所がある管理棟なのですが、その横でクライミングができる施設があります。この絶壁を登る体験ができるわけですが、度胸も体力も無い貧弱な体としては「到底無理!」とさっさとあきらめます(笑)。
さらに管理道を進んでゆきますと、メインスポットのひとつ交野吊橋であり、「星のブランコ」という名前が付けられた吊橋を渡らなければなりません。
星のブランコ
全長280m、最大地上高50mという国内最大級の人道吊橋である
けっこう揺れます。と、いうか、揺らしている人が多数おりまして、よく揺れていました(笑)。
谷瀬の吊橋から比べると作りも頑丈そうですし、通路面の幅もありますし、底板から下が見える事も無く格段に安心して渡ることのできる吊橋になっていますので、そちらを経験している人からすると普通の橋程度の感覚かも知れません。
谷瀬の吊り橋と違う爽快感があり、川の上の吊橋ではなく完全に谷を渡るための森の吊橋で谷を吹き抜ける風があるときは爽快な気分になること請け合いです。
ただし風速15m以上になると通行できなくなります。というより、そんな悪天候で山登りする人がいるかどうかは疑問ですが。
この最頂部付近にある「やまびこ広場」で昼食となります、その広場から少しはなれたところに展望台がありまして、その展望台から「星のブランコ」が良く見えるうえ、大阪市街方面(大阪府の北西部:高槻・枚方・寝屋川や天王山方面)が一望できるスポットが儲けられています。吊橋と市街地の対比がなかなか絶景です。
展望台から吊橋と市街地を眺む
この場所はベンチも設置されており、お弁当をこの場所で頂くこともできる
やまびこ広場では斜面を滑り降りることが楽しめる格好の場所があるのですが、危険防止のためか途中に柵が設けられておりちょっと「なんだかなぁ」でしたが小さいお子さんにはこのほうが安全だと思います。やんちゃな子供や大人(!)ではちょっと物足りない滑走距離ではないかと。
やまびこ広場の斜面
ここを楽しむにはダンボールか、つぶしても良いレジャーシートなどが必要
そのまま滑るとズボンのお尻に穴が空くこと間違いなしである
さて、私市方面へ戻るため、もう一度吊橋を渡ります。
往路の行程ですでに体験しているのか皆、行きに比べて吊橋に慣れてきていたようです。
残念ながら高いところが苦手な人には、ぜんぜん面白くない施設かも(汗)。
一本だけ紅い
まだ汗ばむ暑さを感じる暖かい天候の良い日でしたが確実に秋は訪れてきています。
管理棟の「ピトンの小屋」の前の樹に一部、紅葉が始まっていました。もう1~2週間もすると、一斉に秋の色に変わっていることとでしょう。
ほしだ園地はおおむね起伏の激しくないハイキングコースでして、小学校低学年の子供でも時間をかければ充分楽しんでいくことができますが、一部はこんな起伏の激しい狭い路もあり、運動靴で動きやすい服装といったそれなりの装備をして行く必要があります。
JR河内磐船から往復約10kmの行程でした。起伏が少なく、きつい上下はほとんどありませんので、山登りが苦手な方でも、一部急峻な所はあるものの充分楽しめると思う場所です。
子供連れやペット連れの方と多くすれ違いました。犬も登ります。
今回のハイキングに参加させていただき、お世話になりました中川青少年指導員の方々にこの場を借りてお礼を申し上げます。
2006/11/05 追記
展望スポットからの景色で見える市街地方向の記載を修正・変更しました。
展望ポイントから橋とともに見えるのは、大阪府北側、高槻市とか枚方市、寝屋川市そして右手に京都府県境です。
5日は少しガスっていたので、見通しが悪かったかと思います。
下見の時は、天王山や名神高速が見えていました。
淀川の川面は、標高が不足しているのか確認できませんでした。
ご指摘有り難うございます。
地図を見ながら記述を変更させていただきました。