実はあちらこちら撮影していたのをすっかり忘れていまして、居酒屋ガレージ日記で除細動器の話が出ていたことから思い出しました。
JR大阪駅
御堂筋口の改札付近、駅改札内に設置
ここを通る人には判るが周囲に設置場所の掲示が無いのが気になる
地下鉄梅田駅
北改札(JR・ヨドバシ方面)の外に設置
このほか中央改札および南改札付近にも設置されている
広告様のスペースのかなり下の方に設置されているので気付きにくい
阪急電鉄梅田駅
2階の改札内に設置
設置場所はちょっと判りにくい所に置かれているのが気になる
あと、大阪に駅のある鉄道として、阪神電鉄があります。
阪神電鉄の梅田駅はしばしば利用しているのですが、AEDの設置を見たことがありません。2006年3月から設置されているとのプレスリリースがなされているのですが、何処にあるのかさっぱり覚えがありません。
そこで、仕方なく駅長室にお伺いしてやっとみつけました。
たいへん分かりにくい場所にAEDが設置されています。駅長室のカウンターから中に入った壁にちょこんとかけてありました。しかも目立つ色のAED収納箱のはずが黒のキャリアバッグごと設置されており、「そこにあります。」と指されてもすぐに認識できませんでした。さらに外部の人間は立ち入る事ができない場所に設置されているのです。
見える場所に設置するよう指導を受けているとの事でしたが、これは誰もが分かる場所にあるとは思えません。これでは見た覚えが無いわけです。設置状態を紹介するので写真を撮らせてくれるようお願いしたのですが、ブログに載せると言った瞬間に怪訝そうな顔つきになり取りつく島も無くお断りされてしまいました。
緊急時に一秒を争う事態だからこそ、AEDがどこにあり、どのような状態に設置されているかご紹介させていただきたかったのですがたいへん残念です。
設置されていたAEDはフクダ電子製(JR西日本、阪急電鉄)および、日本光電製(大阪市交通局)のものを確認しています。阪神電鉄は中身未確認ですのでメーカーが何処のものかは不明。
今回見つけた場所以外にあるのかどうかをウェブ上に掲載されている駅構内案内図を元に確認しましたが、AEDの設置が明記されているのは大阪市交通局だけ。JR、阪急電鉄、阪神電鉄ともに設置場所が案内図上に記載されていません。
また、設置場所の特徴として大阪市交通局だけ改札外に設置がありますが、他の鉄道会社は全て改札内や駅長室内などの利用客のための場所にしか設置されていません。どちら向けの設置かという穿った見方をすれば、大阪市交通局は全ての人に、それ以外の鉄道会社は自社の鉄道を利用している乗客のためにというポリシーなのかと思われる微妙な所です。たしかに高額な機器ですので盗難に遭うと洒落にならないのはわかるのですが。
JR三宮駅のAED
なんだか他と変わらない景色だが一応三宮駅改札内に設置
後日、所用のためJR三宮駅まで行く用事があり、同様に改札すぐ近くに設置されているのを見つけました。JRはどうやらフクダ電子製に統一されているようです。
居酒屋ガレージさんのご案内で応急手当講習会を受けた際に講習用とはいえ初めて現物を目にしたAEDですが、それ以後、徐々にいろんな場所に設置されてきています。
映画の中の話にで恐縮ですが007シリーズ最新作である「カジノ・ロワイヤル」でもAEDの使用シーンがあり、使用した登場人物はその一命を取り留めます。身近な存在になればなるほど、しっかりとした知識と使用法を身につけておき、本当に必要になった時に活かせるようにしておかなければならないと改めて認識しました。
20067/01/05 追記
JR西日本三宮駅のAEDの写真を追加しました。
地下鉄日本橋駅でAED装置を発見!
http://blog.zaq.ne.jp/igarage/article/618/
JR三宮駅にあるのを発見しましたので記事と文章を多少追加しました。
このごろはもう、乗り換え等が発生する主要な駅には設置されているのではないでしょうか。