ベンチャー企業、新進気鋭が逆手に取られた例でしょうか。
「LSI CARD CORP.」
かつて日本LSIカード株式会社の社屋だった
2005年7月、小切手不渡りを出し事実上の倒産
架空の増資話により株価を上げて新規発行株を売り抜ける。そんな手口で会社を好きなままにされてしまい、最終的に小切手不渡りに至り倒産してしまいました。株式会社を舞台にした特別背任事件です。
株式会社は大株主が好きにできるという悪い面の例を見せつけた事件でした。
せっかくの無接点・非接触ICカードの技術を持ちながら・・・。
会社の命運はその経営を左右する人が決めてしまう。この例は脱法行為だっだのですが、適法行為であっても命運を左右することができるのは株主であり、代表取締役なのです。良くも悪くも資本主義の一面です。