いろいろ悩んでいても仕方がないので、ケース加工に移ってむりやり収めることにしました。
もう、エイ、ヤァッ!って感じです。
磨ぎあげ前後の状態
左は磨きあげの後、右は加工前のケース
例によってHAMMOND 1590Bのケースで作ります。
以前エフェクター作り(ケース加工編)では手を抜いてあまり磨きあげしなかったのですが、今回は無塗装でいこうと思い、しっかりと磨きあげました。
研磨の段階
右になるほど細かい番手で磨いている
こんなもの作って後の仕上げが大変だと思う(苦笑)
いろいろ流儀はあるのでしょうが、私の場合は耐水性のサンドペーパー(耐水ペーパー)で洗面器に水を(寒い時期はお湯)を張ってその中で作業します。
裏蓋を行程による違いが分りやすいように分けてみました。左から
・未加工
・荒磨き(#400)
・中磨き(#800)
・仕上げ手前(#1000)
・仕上げ磨き(#1500)
・金属磨き「ピカール」(オマケ)
の順で磨きます。
研磨中は手の油等が付いたりして表面が汚れる場合があるので、ちょっと中性洗剤を入れた水の中でするのが良いようです。石けんはアルカリ性でアルミニウムの地金に影響がありますので使用しない方が良いでしょう。研磨面を鏡面近くに仕上げても石けんで洗うと斑になる時があります。
耐水ペーパーも、砥石粒が落ちて自然と目が細かくなる状態になりますので、さらに磨くとどんどんと鏡面に近くなります。鏡面研磨しようと思うと、コンパウンドも2~3種類用意して磨き上げるのが理想ですが、そこまでの気力が無いのでピカールでお終いです。
なんだか電子工作というより、金属加工の記事になってきました。
あとはケースに穴を開けるのですが、位置も含めて取り付けスイッチ類でまた一悩みです。