日清食品が提供している「インスタントラーメン発明記念館」に行ってきました。(入場無料)
実は、オープン初日に一度訪問していたのですが、なかなか次に行く機会が無く2004年の11月26日に拡張して再オープンしたのも知らずに(なんて失礼な!)5年余のブランクをおいての訪問です。初回オープン時に比べて展示内容も増強され、楽しく発見的に展示を見る事が出来るように工夫されています。
チキンラーメンから始まったインスタントラーメンの系譜を見る事ができる「インスタントラーメン・トンネル」があり、日清食品の発売した全商品(国内向け)を見る事が出来ます。
インスタントラーメン・トンネル
「お茶漬けラーメン」などの絶滅したラーメンも見る事が出来ます。
また、世界的に空前のヒット商品と行っても良いカップヌードルの具材、スープを選んで自分だけのカップヌードルを作る事の出来る「マイカップヌードル・ファクトリ」があり、カップだけを購入し(5/1現在1ヶ300円)、カップのデザインを自分でマーカー等で書き込みます。そこからスープを4種類の中から選択、さらに12種類の具材から4種類を選択して、封をします。シュリンクパッケージしてもらい、世界に1つだけのカップヌードルを作る事が出来ると言う趣向です。
マイカップヌードル・ファクトリ(体験工房)
土日は写真のようにかなり賑わっている
訪問した時の選択メニュー
個人的には「ひよこナルト」が必須具材か?(笑)
カップを購入する自動販売機
本当に空のカップしか出てこない(笑)
係のお姉さんは、カップの補充に来ていた。当然、カップの中身は空です。
2階のチキンラーメン手作り体験工房では、実際に小麦粉をこねるところから始めて、延ばして製麺し、揚げて袋詰めし、世界に1つしか無いオリジナルのチキンラーメンを作る事を体験出来ます(要予約)。土日や夏休み等の長期休暇の時はほぼ予約ですぐに定員が埋まるそうで、受付の方は大変そうでした。
この体験工房も施設の拡充時に一度に体験出来る人数が増やされたようです。
1階奥にあるテイスティングルームでは、自動販売機で購入したカップ麺をその場でお湯を入れてもらい食べる事が出来ます。たとえば「どん兵衛」ですが、これは関東向けと関西向けがある商品としては有名ですが、関西では手に入りにくい関東向けも発売されており、その場で食べ比べする事も出来るわけです。また日本航空の機内販売向けの商品(うどんですかい、そばですかい等)や、発売地域限定の商品も種類は限られますが入手出来ます。
あっちを見たり、こっちを見たり。予約していればインスタントラーメン作りも体験出来るという、博物館等に比べれな小さな施設ですが色々な事が見たり聞いたり手を使ったりして体験出来るようになっていて、子供連れでもカップルでも楽しく過ごせる場所です。
ただし、開館時間が夕方4時まで(入館は3時半まで)というのが少しつらいかもしれません。早めに行ってじっくり見て回りましょう。クイズコーナーで4問以上正解するとお土産がもらえます。
2007/01/06 追記
インスタントラーメンの発明者でもあり、日清食品の創業者でもある安藤百福氏が2007年1月5日午後6時40分、急性心筋梗塞のため96歳で急逝されました。
ご冥福をお祈り致します。