調髪料金は極最近まで全国一律の料金がありました。
大衆料金の「スーパー理容」
全国理容生活衛生同業組合連合会という組織がありまして、その組合員の理容店は全て組合の定めた定額で調髪などを行うことが定められていました。
この既定は廃止されましたが、それより以前に組合から脱退したりすることでより競争力のある、低額な料金で調髪を行う店舗が出ており、安い理容店の潮流が作られてきたのです。
組合員に対して営業時間・営業日に加え技術料金(いわゆる調髪料金)に対して制限をかけることができたのですが、いまやその既定も撤廃されており、店舗独自の休日や料金を設定してサービスを提供することができるようになりました。
で、スーパーマーケットに倣った名称のこの店舗のように安さを売りにする理髪店がどんどんでてくるようになったわけです。
理髪店と美容室がありますが、私は顔を剃ってもらってゆっくりできる、いすから座ったまま頭を洗えるなどの横着な理由で理髪店(大阪で言う所の「床屋」)のほうが好みです。
もっともおしゃれな髪型をそれほど要求していないので美容室へ行く気が無いせいもありますが(笑)。
1400円とは安いですね。
しかしボクがいつもいくのは980円ぐらい(カットのみ)のデフレ散髪屋チェーンです。
ちなみに「散髪屋」と言ったら「関西の方ですか?」と言われました。関東では「床屋」だそうです。トコヤなんて言うたことないなぁ。ここで一言、
「トコヤはドコヤ?」
もう言うまいと決めていたのに、また言ってしまいました‥。
ふっ、ふっ、ふっ。
http://www.nanghi.com/blog/archives/2006/04/20060411_1203.php
関西では「さんぱつやさん」デス。
〜屋と、呼ぶのも関西ならではの言い回しです。
江戸では寺子屋ではなく、手習師匠でしたからねぇ。
こちらでも10分1000円、顔剃り無しってのも出てきました。髪の毛を切りたいだけならこれでも十分のようです。ただし、頭を掃除機で吸われますが(笑)。