ビジネス用の白いシャツ。最近は白以外にカラフルにもなりました。
カッターシャツ
関西では「カッター」というと服と刃物と両方の場合がある
関西ではビジネス用の白いシャツ(最近は柄があったり色が付いていたりとしますが)を「カッターシャツ」といいます。
もっとも近年、関東資本が入ってきたせいもありクリーニング店でのメニューに「カッター」ではなく、「ワイシャツ」とかかれることも多くなりましたが。
さて、このカッターシャツなる語源ですがこれまた大阪の会社である美津濃(現ミズノ)の創業者社長により「勝った」をもじってカッターシャツとしたという説があり、どうやら本当のようです。ここでも関西的言葉の遊びがあったのでしょうか。
実際カッターシャツは商標として登録されていまして(第366578号)、平成28年まで延長がされており今でも有効な登録商標なのです。クリーニング店て「カッター」という表記が無くなってきたのもこれに関連しているかもしれません。
「カッター」については英字表記にcutterとありますが、英語に由来する言葉ではないのです。
対して関東(大阪以外?)で呼ばれる「ワイシャツ」なる言葉ですが、これは「ホワイトシャツ(white shut)」が転訛したことばで、メリケン粉やミシン、アイロンと同じ類です。日本人にはこう聞こえたのでしょう。