これは三次元空間では実際には組み立てられない形状です。
パーキングタワーのマーク
カラフルでかなりお茶目です。
こっそりと、立体駐車場の建家の横に描かれており、私のように上を見ないと見つけられません。
まるでエッシャーの描いたパーキングマークです。
三次元空間内では絶対に実現できません。一方向から見てこのように見えるものは作れてもこのような立体として成り立つものは作れません。
よもやこの立体駐車場の中が四次元的に拡張されているとも思えません。
なんともシュールなパーキングです。
パーキングといやぁこの前の日曜日のことです。(場所は奈良)
友人が有料駐車場に止めていた車を動かし、ゲートをくぐろうとしたときです。
「ひっこします。ご注意ください。…ひっこします。ご注意ください。…」
との音声が流れ出しました。
「ひっこします。ってなんや?」
ゲートを通過しながらしばし沈黙…
あっ。 理解できました。
「しゅっこします。→出庫します」
もう、いやになってしまいます。
耳の検出能が劣ってきたのか、音を解読する脳そのものが劣化
してきているのか「あれまぁ」な聞き間違いでした。
「出庫」なんて漢字言葉を選ばず「車が動きます」とか「自動車が出ます」
でよいのではなかろうか思います。
会社のそばの立体駐車場は「車が出ます(くるまがでます)」でした。
ナレーションで聞き間違いしにくいように言い換えることがありまして、「約30分」を「やくさんじゅっぷん」と読まずに「およそさんじゅっぷん」と読み上げる事が多いのもこの類いです。
「ひゃくさんじゅっぷん」に聞こえちゃう事があるそうですので、「しゅっこします」と「ひっこします」みたいなもんでしょう。
たぶん、製品開発をしたところはこのような事例を知らなかったのではないでしょうか。
奈良では車が動くことを「ひっこす」と言うのか!と、知人と大笑い。
その後、阪奈道路を通って(トンネルは高い)大阪まで帰ってきました。
いちおう、奈良在住に聞いてみました(笑)。
車を動かすのに引っ越すとは言わないそうです。