さあて、ほかの物を放り出して作っています。ダメですね。そんな事していたら。
シリアルAVRライター
IEEE574の9ピンメスのコネクターで受け、スリーステートバッファを介して、ISPを行います。
スリーステートバッファのイネーブル制御を行う事で、ISPコネクタをハイインピーダンスにし、ターゲットからケーブルを論理的に切り離す事ができるようになっています。
制作元はChaNさんのサイトであるELM(えるむ)のAVRライタ製作集にある、COMポート制御シリアルアダプタに掲載されています。
まず、小さく軽く簡単に扱えてカッコイイ仕上がりを目指します。
そのための中身は多少ぐちゃぐちゃでも(笑)。
中継ボックスとその中身
まだ配線が途中である
いわゆる中途半端な途中経過の報告といえる(笑)
中身はとってもシンプルです。
単純に74HC126で受け、ISPケーブルへ引き出すだけです。
ChaNさんの例に倣ってISPアダプタのケーブルはコネクタ化し、痛みやすいターゲット側のケーブルは取り替えが利くようにようにしました。たぶん、インターフェースを代えても同じケーブルを使い回せるようにしたのかと思います。
受けのD-Sub9ピンコネクタはお安くあげた秋月のコネクタとノン・シールドのハウジングです。
コネクタがハンダづけタイプでしたので平打ちリボンケーブルでなく多芯ケーブルで中継ボックスに引き込み、中でバッファを搭載した基板を介して配線、出力側に日圧の6ピンXHコネクタで引き出します。
使ったケースがぎりぎりサイズだったため、かなり苦労しました。どうしても少し削らないと部品が収まらないのです。ICのピンが基板の反対側に出て半田を盛る厚さも厳しいので両面スルーホール基板を(切れ端ですが)奮発しました。
ICの足を切って反対側に出ない長さで半田付け。部品面から足に半田付けして配線します。フラットパッケージならもっと楽だったのでしょう。