日本橋探訪(番外#21)

加工様の地金や金属ロウなど貴金属関連を取り扱っていらっしゃいます。
乾庄貴金属化工株式会社
「 乾庄貴金属化工株式会社」
「いぬしょうきんぞくかこう」と読むそうである。難しい。
日本橋にあって不思議な雰囲気を醸し出している乾庄貴金属化工株式会社です。
たしかに電子部品とは切っても切れない貴金属類。銀などは鉛フリーハンダに入っていますし、電気伝導度や熱伝導が優れている事から電子部品に限らずいろいろな所に使われています。
錆びてほしく無い、接触不要になりたく無い場所、特に端子類などに使われる金。触媒などに使われる白金やパラジウム。こういった貴金属類の地金、加工品材料のほか、硝酸銀といった貴金属の化学薬品、彫金用の材料などひろく取り扱っていらっしゃいます。
金属ロウも取扱がありますので、貴金属のアクセサリ−類を自作する人も(そんなにいるはずは無いと思いますが)ここで材料を調達できます。
創業は1919年、日本橋に店を構えたのが戦後すぐの1946年と、日本橋のなかでは最古参グループに属する会社です。

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