先日の日曜(6/19)は世間的には父の日だったようで、どこでも父の日にあやかって色々な商品やパッケージ類等を店頭に置いていました。
【父の日】
客「父の日ゆうパックたのんでんけど、まだ届いてないみたいやねん。どうなってんの?」
局「第3日曜日の父の日前後1週間の期間を頂いてお届けさせておりますが、お申し込み時にその記載はございませんでしたでしょうか?」
客「え?父の日って第3日曜日?」
局「はい、第3日曜日になっております。今年は6月19日という事になります。」
客「しらんかった・・。19日なんか。わかったわ。ありがとう。」
いやはや父の日が何月何日なのか知らずに父の日ゆうパックを頼まれていたようです。このような商品は全国向けの発送を一斉に同時に掛ける事が無理なので、その対象日付前後1週間程度をお届け日に設定している事がほとんどです。
季節の行事等に合わせた商品は「イベントゆうパック」という一群の商品でして、母の日、こどもの日、敬老の日などのカレンダーに合わせた商品が多くあります。バレンタインデーも当然あります。
しかしながら、このイベントゆうパック、本務者に取っては悪夢のような商品で、郵便を取り扱っている郵便課、集配課以外の貯金課、保険課、総務課の人に対してもノルマが与えられ、「一人○個以上の注文を取る事!」と言うは易し、行うは難しの事を上の方から一律に平気で通達がまわります。
周囲に義理でも注文を取ってくれる人が居ない場合は、自分で注文するというなんとも懲罰状態のような事までしてノルマを達成しようとする場合もある様で、同情してしまいます。ま、平時の無理を通している事を考えると一時的な同情に過ぎないですが(笑)。
イベントゆうパック商品は総じてやや高めの価格設定(当然送料込み)になっているせいか、受注の件数があまり上がらず、バレンタインデー等で男性局員が何個も自分で注文する姿を見ていると哀れな感じもします。無理して注文を自分で自分宛に取ったとしても本当の意味のマーケティング成果とはかけ離れているので、次回の商品企画に生かせているかどうか疑問です。
「なんとかの日ゆうパックが届かない!」と叫ぶ前に、申し込み時に商品のお届け期間がしっかりと明記されているか、また、その期間内に届いていないかぐらいは確かめてから電話しましょう。
それを過ぎても来ない場合は、宛先がきっちりと書かれていなかったかどうかも確認しましょう(注文主が自分でない場合は、差出人に確認を取ってください)。
自分の不備が見つからない状態で始めて、郵便局に文句を言ってください。なんでもかんでも郵便局のせいにする前に自分の落ち度が無かったかしっかり確認してから怒鳴り込みましょうね(笑)。