七夕

技術試験衛星VII型、と、言われてもロマンはありませんね。
技術試験衛星VII型(「きく7号」ETS-VII)の模型
技術試験衛星VII型(「きく7号」ETS-VII)の模型
以前にご紹介した沖縄宇宙通信所の展示室に模型が置いてあります技術試験衛星VIIです。
衛星単体で分離・合体(ランデブー・ドッキング実験)を行うことのできる、世界でも最高水準の技術を搭載した衛星です。打上は11月でしたが、宇宙空間で一度離れた衛星がまた、自動でドッキングするということからその愛称が「おりひめ・ひこぼし」と名づけられました。
チェイサ衛星(左側)が「ひこぼし」、ターゲット衛星(右側・一部)が「おりひめ」です。
しかしいつも七夕という行事がある日の天気、新暦ではあまり天気の良くない日のようです。旧暦であれば8月ごろになり晴れ渡った夜空に浮かぶ天の川で光る琴座のベガとわし座のアルタイルで、行事も引き立てられたのではないでしょうか。

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