とりあえずユニットとして利用できるまで製作しました。
コントロールアンプ(暫定完成)
シングル入力で高音・低音トーンコントロールに音量調整をつけたコントロールアンプとしてとりあえずユニット完成しました。ノブは右から音量・高音・低音の調整となっています。
フロントパネルの左下と背面パネルのRCAジャックの入出力が間延びして空いているのは入力セレクタのロータリースイッチを入れるかどうかまだ悩んでいて前後パネルに実装できるスペースを空けているためです。
筐体内部
トーンコントロールの調整用可変抵抗などをパネルに実装して内部配線を行いました。
この状態で音出しをし、オペアンプを好みの音質に近づけるように何度か交換。落ち着いたのは音質調整部にNJM5532DDを、終段アンプ部にはNJM2122Dとし、バイポーラNPN入力である5532の系統でまとまりました。NJM4580DDもそれなりに良かったのですがいまいちパンチに欠けるというかフラットなのですがモッサリ感がどうしても拭えず候補から外してしまいました。
ここら辺りは好みの問題ですので参考程度に見てやってください。
実際に現状機器の間に挟んで音楽信号を流し音質調整の具合を確認。
±20dBの調整というのは結構効果があります。ブースト側に振り切ると過剰なぐらいモリモリでカット側に振り切ると思い切り良くスカスカになります。中音域は増加源無しなのでリスニング環境によって低音・高音を調整するには使い勝手が良いのではないでしょうか。
レベルメータを追加するか入力セレクタを追加するかまだ悩んでいます。
音量調整ボリュームのノブ(右端)を大きくして少し音量調節ノブを少し離せばバランスが良くなったのですが、入力セレクタの場所を空けているため仕方ありません。
ただ音量調節の可変抵抗器にはデテント付きのものを実装していますので、全部同じφ15mmのノブなのですが回せばその感触ですぐに音量調節ノブだと認識できます。