死蔵品プロジェクト再々始動。
メイン基板(構想中)
以前MAX7219を用いてマトリクスLEDを表示させるテストをしていましたがデバイス2つをカスケード接続していた目的がそもそも16×8の表示領域を必要としていたからです。今回はまとめてデバイス1つで対応できるHOLTEKのHT16T33Kを採用しました。
メイン基板はArduino Unoのブートローダを書き込んだATmega328P向けにプログラム書き込みコネクタ、I2C信号コネクタを実装。アナログ系のAVDDとMSEGQ7へは47µHのインダクタと0.1µFの積層セラミックコンデンサを挟んでLCフィルタを通しノイズ対策をしています。目的が測定ではなく見た目が良ければそれで良しなのでさほど気を遣う必要は無いかと思いますが、一応お約束ということで。内部AREFを使用する予定なのでAREF端子にも0.1µFをGND間に入れてあります。 インダクタの値はみなさん色々な値を採用していらっしゃいますがデータシートには10µHとの記載があります。大きい値を採用すればノイズ抑制の幅は広がりますがインダクタ自体の抵抗値がAVCCへの電圧低下を招きますので悩ましい所です。
HT16K33 LEDドライバ基板(構想中)
LEDドライバのHT16K33は別系統の電源にするため基板を別にしました。マトリクスLEDへの接続コネクタとMPUからのI2C通信コネクタを実装しています。
0.1µFのパスコンは定番ですが、LEDに流す電流を考えて基板上に電源デカップリングのためのOS-CON 1000µF/6Vを実装しています。
どちらの基板もレイアウト決定のためにKiCADで回路図を入力して片面ユニバーサル基板を想定した配線を一度起こしています(基板を発注しないのであくまでも配線を検討する目的)。
以前にデバイスのみ購入していたMixed Signal Integration(MSI)の7バンドグラフィックイコライザーデバイスであるMSGEQ7を用いた死蔵品活用プロジェクトとしてドライバデバイスをMAX7219からHT16K33に変更して再始動です。