とりあえずメイン基板と書き込みテスト。
メイン基板
MSEQG7からの出力をA/D変換するテストをする前にブートローダ経由でMPUにプログラミングできることをまず確認です。
FT232のUSB-シリアル変換経由でTX/RX/RESET信号からデバイスに書き込みを行います。今回はほとんどのI/Oを使っていませんので空きのI/Oが多数あるため空いているPB5(pin#13)をデフォルトのLチカ用LEDを追加で実装し、Blinkのスケッチを書き込んでちゃんと動作するかの確認を行いました。なんらかの理由でブートローダ経由のプログラミングができなくなればArduino as ISPのスケッチを書き込んだArduino UNOとISPシールドを使ってブートローダの再書き込みを行って復帰させることができますので、ファームウェアであるブートローダ書き込みのためのICSPコネクタは実装していません。
電源基板
大電流がある程度必要なLEDマトリクス表示部とMPUおよびMSEQG7周りのための電源を別々に用意して2系統の+5V出力を用意しました。入力側にコネクタが2つあるのは電源スイッチを電源供給側からの直配線ではなくコネクタ経由で接続するためです。こうすることで電源ジャック〜スイッチ〜電源基板の配線とならないので筐体内配線取り回しがスッキリします。
基板の部品面からは見えませんが半田面にAMS1117-5.0を実装した低飽和型3端子レギュレータによるドロップタイプの電源回路です。入力側に25V/1000µFを、出力側に6V/1000µFのOS-CONと0.1µFの積層セラミックコンデンサ(半田面で実装)を入れて過渡対策と安定化を図りました。
【今までの記事】
スペクトラムレベルメータ(#1)MPUメイン基板検討中
スペクトラムレベルメータ(#2)この記事