しばらく放置してあった各モジュール基板を組み合わせてテスト。
PCM1795 DACユニット(仮)
筐体内(未完成)
先のPCM5102A DACユニットと同様に試聴するため筐体組み込みと結線を行なって動作テストを行いました。USBオーディオ入力は当ブログで定番になってしまったAmanero combo384です。
Amanero combo384はmacOSでは音量調整が機能していませんので出力音量調整用のボリュームを同じように追加しました。PCM1792 DACユニット(こちらも途中で中断しています)の時のように12V電源からのコモンモードチョークコイルを入れると筐体内に収める基板の数が増えることから訳ありケースType106-140の奥行きに収まらないのでPCM1791 DACユニットと同様の12Vからのコモンモードチョークを省略した電源構成です。
PCM1795は平衡電流出力ですのでI/VアンプへはIOUT+とIOUT-の他にGNDの接続と3線になります。これは12V→±15VのDC-DCコンバータが絶縁式のため生成した±15Vの回路へ信号を通すためにGNDを接続しておかないと得られた電流出力のオーディオ信号が流れないためです。
レベルメータやステータス表示基板などは後から追加で架装の予定ですが、パネルデザインは同じなので外から見るとどれがどれやら判別つかなくなるのが欠点ですね(苦笑)。
平衡〜不平衡変換基板のオペアンプはNJM2122DからNJM5532DDへ変更しました。NJM2122Dは低電圧タイプのオペアンプであるため電源電圧が最高±7Vまでと低かったため、そのまま電源を入れていたら最大定格を超えているのでオペアンプが壊れていたところですね。
今までの記事
・PCM1795 DACユニット(その1)
・PCM1795 DACユニット(その2)
・PCM1795 DACユニット(その3)
・PCM1795 DACユニット(その4)【この記事】