PCM1795 DACユニット(完成)

 周辺アクセサリ回路を追加して完成。

PCM1795 DACユニット
 PCM1795 DACユニット

筐体内
 筐体内

 先のオーディオ系の配線を行なった状態で動作確認ができたので、レベルメータ等の周辺アクセサリ基板を追製作して組み込んで完成としました。
 詰め込んだ基板数が多いので二階建てが二箇所あり、結構みっちりと詰まった筐体内になっており基板間配線もかなり交錯しています。本来なら奥行きの長い訳ありケース(Type106-190)を使うべきところで、実際にその予定で組んでいたものを電源フィルターを省略するなど途中変更して収めることのできる構成にしています。

レベルメータ基板
 レベルメータ基板

 今回レベルメータの表示LEDを今まで使用してきた砲弾型LEDではなく多セグメントのバーLEDアレイにしてみました。レベルメータ用のドライバICはLA2284のままです。
 電源表示を兼ねた常時点灯のセグメントがありませんのでオーディオ信号入力時のみ点灯するタイプになり、一般的なオーディオレベルメータと同じ表示形式になりました。
 出来上がったDACユニットを44.1KHz/16bitの音源で試聴した限りですが、フラットで素直な印象です。I/V変換や平衡〜不平衡の回路に使用しているフィルムコンデンサは東信のUPZですが異なるコンデンサに変更すると音の印象が変わるかもしれません。個人的にはUPZを使うとおとなしい感じに仕上がると思っているので定数さえ合えば別のメーカーのコンデンサにした基板と交換して音の変化を楽しむのもアリかと思います。
 とりあえずハイレゾ音源が手元に無い状況では32bit/192kHzの本領発揮とはならないでしょうから真価を聴くことが出来るのは当分先になりそうです(苦笑)。

今までの記事
PCM1795 DACユニット(その1)
PCM1795 DACユニット(その2)
PCM1795 DACユニット(その3)
PCM1795 DACユニット(その4)
・PCM 1795 DACユニット(完成)【この記事】

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