先日の製作会での出来事。
パチモンOS CON
右が怪しい偽物で左の紫色の物が本物
製作会に参加されていた方がチャイナ激安DACを使う前に部品交換してしまうという荒技をされている時に外した部品。
DACのクロックを高精度の物にするのと電源のデカップリングコンデンサを交換されていたのですが、付いていた電源コンデンサが明らかに怪しいオーラを放っています。
OS-CONとマーキングはありますが、どう見てもSANYOのOS CONではありません。そもそもパッケージの色すら違います。オリジナルは左側の本物のような紫色を使ったデザインですし、6.3V 1000μFという定格の製品はラジアルリード型の製品は出していませんので確実に偽物。名前だけOS CONの得体の知れぬコンデンサです。多分普通に普通の電解コンデンサだと思われますが、機会があればバラしてみる事にします。
さすが中国製。やってくれます。
これはあやしさ100% 解体の刑を!
それはニッケミの6FX1000Mではありませんか?本物のOS-CONです。
http://www.littlediode.com/datasheets/pdf/Datasheets-OS-/OS-CON.PDF
OS-CONはSANYO,ニッケミの他Vishayからも販売されていた様です。
嵐屋店主さん、情報ありがとうございます。
確かに資料に記載のSANYO以外のOS-CON(正規品)のようですね。
最近の製品だったので、ご指摘のような昔の部品でディスコンなものを採用・実装しているとすると(日本では)レアケースではないでしょうか。
もっともこれを実装していた製品が中国製だったので、怪しさはその段階でMAXだったのですが(苦笑)。