秋月製Arduino UNO R3互換ボード。
AE-ATMEGA-UNO-R3
最近発売開始されたArduino UNO R3互換ボード。
秋月電子からはArduino Duemilanove互換になるAVR ATmega用のマイコンボードもありますが、こちらはボードサイズ・形状ともUNO R3と互換です。
オリジナルよりもかなりお求めやすい価格。キットと完成品の両方が販売されていて価格差はわずかですが、やっぱり「作る楽しみ」を充足させたかったのでキットを購入し、サクッと製作。ICソケットやコネクタ類の半田付けだけなのですがそれなりに楽しみました(表面実装部品は全て実装済)。
先般製作したISPシールドを載せてブートローダー書込み器として常用しようかと導入。
キットとは言え表面実装部品はすでに実装済みなので、コネクター類しかハンダ付けする部分はありません。ATmega328PはDIP品ですので、もし破損しても交換ができます。
キットに付随していたATmega328Pはすでにブートローダーは書込み済みの上、ピン配置がわかるラベルが貼付済みの親切品。
USBコネクタのケースが、ケースのシールドと干渉して短絡等しないようにカプトンテープを貼っておきます(なので金色に見える)。
ArduinoISPのスケッチを書込んでISP書込みの動作を確認。あたりまえですがなにも問題なく正常に動作します。
海外の互換ボードでは通信用のチップが中華なUSB〜シリアル変換のCH340だったりしてドライバーをインストールする必要があるかも知れません。私の場合macOS Mojaveではそのまま対応しているので、プラグ&プレイで即利用可能でした。
ボードを良く観察するとオリジナルのUNO R3とほぼ同じです。VIAの径が大きいのと、通信用のATmega16Uの水晶発振器が表面実装タイプになっているぐらいでしょうか。あとはJP2のシルク印刷が省かれているぐらいで互換の完成度は高いです。
他の互換ボードと同じく、ボード情報を取得してもボード名とシリアル番号が取得できないのは仕方の無いところでしょう。