ずいぶん前(2013年1月頃)に筐体に組込んで製作していたのをリニューアル。
TPA3123D2パワーアンプ
デザイン共通化なので見た目はほぼ同じです
基板だけ製作し終えてどうしようかと放置していたのを、デジットのオーディオキット製作体験会の時にやっつけでフロントパネルを作って筐体化したものの不満が残っていて燻っていたのをリニューアル。
当時の製作物の様子
なんか悔しかったのかどうでも良かったのか(笑)古い方のフロントパネルのまとな写真はありません。リニューアル前にも撮影すらしていないという・・・。
ロッカースイッチを電源スイッチに使っていたのですが、アンプの中身がスカスカなため押し込むとアンプ筐体ごと移動してしまい大変押しにくい状態だったのがすごく使い辛かったため、トグルスイッチに変更し、パイロットランプの位置も中央だったのを最近製作しているアンプ類の汎用的なデザインへと変更しました。
しばらく会社のモニター・スピーカーに接続して使っていたのですが、電源をオン・オフする度にイラっとしていたのはやっと解消されました。
また、フロントパネルに実装していた3.5φmmステレオミニジャックも配線ごと撤去してやりました。ボリュームのノブとパネルの隙間も大きいので可変抵抗器のパネル取付をオフセットして、ほぼ隙間無しにノブが付けられるように取付け方法を変更。
本当に自分で見ていてイライラするぐらいデザインや配置が適当でしたね。
とりあえず「繋いで鳴れば良いや」的ないい加減さで製作してしまい、じっくり考察・デザインしてから製作しておくべきだったと悔やまれます。
筐体内部
製作したキットDAMP-3120NWの説明書と回路はほぼ同じです。
電源強化の25V/15,000μFの電解コンデンサーの端子にカプトンテープを被せて筐体内での短絡防止をしています。
実は1回接触させてヒューズを飛ばした事があったので・・・(苦笑)。
入力を一度分岐基板に通しているのは将来的にレベルメータ内蔵を想定しているためです。当初は直結させていたのですが、レベルメータ用にさらに可変抵抗の端子に配線を増やすを避けるために分岐基板を間に挟むことにしました。
個人的な音の感想ですが、すっきりとした高音まで良く延びた音です。
最近のデジタルパワーアンプデバイスは、ほとんどが放熱器不要で小さい外形なのですが、リニアアンプの頃の大掛かりな基板や放熱器から比べると音も良く、本当に隔世の感がありますね。