先日は天満天神繁盛亭をご紹介しましたが、あれから改めて天神橋筋商店街を踏破しました。
天神橋8丁目
ふれあいの街という看板があり、すでに天神橋筋商店街を主張していない
天神橋筋商店街北端は、ここ長柄小橋の袂の天神橋筋8丁目から始まります。
すでに遠方はかすんで見えません。しかしながらコレを商店街と言い切る自信はありません。
実際に総延長2.6kmという公称値は次の7丁目からスタートして1丁目までを指すため、ここは番外という状態になっています。
もう、街路灯に8の数字があるだけです。天神橋の文字すらありません。
以前、質屋(ひちや)で記載させていただいたように、数字の七(なな)を「しち」と呼ばずに「ひち」と呼び習わすのが大阪人です。
このあたりからちょっと商店街の様相を示しており、販売店舗や飲食店舗などが軒を連ね始めます。
上本町筋6丁目(うえろく)と同様、大阪人の耳に残る地名のひとつ
この商店街からアーケードがつき始め、商店街の様相を示し始めます。道幅もやや狭いながらも店舗もほとんどがオープンしており、活気付き始めます。
天神橋5丁目(天神橋筋5)
天神橋筋商店街で一番狭くガチャガチャしている
さあ、いわゆる大阪的商店街の代表例です。道も狭く、道路にワゴンなどがはみ出してさらに狭さをあおっていますが、オバチャン人口がぐぐっと増えて、自転車も多くなります。天神橋筋5丁目、略して天五(てんご)。大阪弁で「てんご」とはイタズラ・悪ふざけを意味します。
天神橋4丁目(4番街)
扇町の阪神高速のガードを超えると4丁目である「天神橋4番街」となる
商店街のシンボルマークはてんとう虫
この近辺はフグ料理店で有名な治兵衛があります。
夫婦橋を渡って阪神高速の下を通って南下すると4丁目です。
JR天満から離れていくため、だんだんと人通りも落ち着いてきます。道幅も広くなるのでさらに歩きやすくなりますが、オバチャン人口は相変わらず多い状態です。
天神橋3丁目(天神橋筋3)
「てんさん」とも呼びます
商店街は天神花と鳥居がシンボルマークです
さて、ここら辺りから天六の雰囲気からだんだんと外れてきて、だんだんと垢抜けた感じになってきます。
この商店街はアーケード内に鳥居がつられており、日本の色の名前とその色に塗られています。
南側から順に「真朱(まそほ)」「桔梗(ききょう)」「浅葱(あさぎ)」「萌葱(もえぎ)」と彩られた鳥居がかかっています。また、天神橋筋商店街の中でもこの三丁目の商店街が一番長い区間です。
ここから国道1号線をわたり南下することになります。大阪天満宮の参道といってもよい状態になります。天満天神繁盛亭はこの途中を東に折れた先、大阪天満宮のすぐ横にあります。
天神橋8丁目や7丁目にくらべると、さすがにすぐそばに大阪天満宮もあることや、すぐ南側の天神橋を渡ると北浜になることからけっこう、サラリーマン(差別語か?)も多く見受けられます。
これでざっと8丁目から1丁目までを通りました。
7丁目から1丁目まで通ると約1万歩あるそうで、ここを踏破された方は満歩状が交付されるそうですので一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか(くわしくはこちら)。
天神橋筋商店街ですが、組織として全体が天神橋筋商店連合会になるのですが、1・2・3丁目(天一、天二、天三)、4番街(天四)、5丁目(天五)、6丁目(天六)までに各連合会があるのですが、7丁目からウェブは見つかりませんでした。商店街ですので連合会はあるとは思うのですが。
写真にも写ってますが「ふれあいの街」の入り口がラブホというのがシャレが利いてます。
南の端の1丁目は私は休日しか知らず、寂しい印象があるのですが、平日の昼メシ時だと結構
ビジネスマンでにぎわうのでしょうか。
ところで、2.6kmの商店街で1万歩にするためには、頑張ってお店に寄り道しないといけませんね。
長柄小橋の袂がラブホテルなので、商店街の端もラブホテルです。一応、ラブホテルが入っていない写真も撮影していましたが、その位置だと私のカメラが「ふれあいの街」が入らず、商店街を見通せないので仕方なく・・・(笑)。
う~ん、1丁目が賑わうかと言われると微妙です。土日の参拝者で賑わうか平日のビジネスマンで賑わうか。どちらもほどほどかな?と思います。
>ところで、2.6kmの商店街で1万歩にするためには、頑張ってお店に寄り道しないといけませんね。
歩幅50~60cmとすると、5~6kmですね。かなり遠回りしないといけません(苦笑)。
「万歩状」ではなく、天満に掛けたか「満歩状」です。商店街をうろついて寄り道・買い物をしてくださいね~!と言うことでしょうか。