筐体に組み込んで基本的な動作チェック。
PCM5102A DACユニット(仮)
メインとなる部分を筐体内に組み上げてDACとして動作するかどうかのチェックを行います。
いつものように訳ありケースのレールにt=1.0mmのアルミ板をベースにしその上に基板類を配置して実装していきます。電流出力型のDACと違い、直接2Vrmsの電圧出力が得られるためI/V変換や平衡〜不平衡変換の回路が不要なため筐体内はかなりスカスカです。
USB入力〜I2S出力のデジタルオーディオインターフェースはほぼ選択肢が限られてしまい、今回もAmanero combo384を使用しました。PCM5102AがPCM384kHzまで対応しているので十分だと思います。
この基板の仕様なのかmacOS側の仕様なのか、Amanero combo384をオーディオ出力デバイスに指定した場合、ボリュームスライダーが表示されるものの変化させても全然調整が効かずに減衰なしのままなため、出力部にPCM1791 DACの時と同様にボリュームを挟んでいます。
今回はオーディオ出力動作チェックだけですのでレベルメータとサンプリング周波数表示などの別基板は未製作で組み込んでいません。
今回動作チェックが完了しましたのでオーディオレベルメータ(作り置きあり)とサンプリング周波数表示基板の追加製作、それぞれの保持アングルの加工順次行います。
今までの製作記事
・PCM5102A DACユニット(その1)
・PCM5102A DACユニット(その2)
・PCM5102A DACユニット(その3)【この記事】