大量の筐体内配線はかなり忍耐修行のレベル。
オーディオ・ミキサー
入力4chのオーディオ・ミキサーをやっと完成させました。とりあえず加算回路のオペアンプにはNJM4580DDを実装して使用してみます。
気に入らなければNE5532やMUSES8820や最近のNJM8080に変更するかも。
随分以前に聴き比べをした時はそれほど評価が高くなかったのですが、こっちの聴力が衰えたのか(苦笑)結構いい音を出してくる印象。標準的なデバイスなので広く使われている事も考慮すると不満を感じません。
外部端子類と基板との接続を全てコネクター接続とした事が功を奏しました。何度もパネルを外したり基板配置用のベース板を取り外したりする作業を何回も行いましたので結果正解でした。
今回の4chミキサーではQI(Dupont 2550)およびJST XHと配線のためのコンタクト圧接を全部で60回以上作業したのでかなり疲れました。コネクターと外部端子との距離を最適化したかったので接続毎に長さを測ってケーブルを切り出してコンタクト圧接し外部端子や可変抵抗器へ半田付けという作業の繰り返し。筐体内の配線(電源系統のXH)も両端コネクターの配線なので同様にケーブル長さを決めて切断・圧接作業です。
筐体内部
RCAジャックが絶縁タイプだったため筐体がシールドになっていない事から、ケースのGNDが浮いたままだとかなりノイズが取り込まれてしまっていました。対策として電源のGNDをベースのアルミパネル固定ネジに圧着端子を使って共締めして筐体全体をGNDに落としています。
改めて筐体内を見るとステレオ4入力の配線は圧巻です。必要だとは言えこの配線数はやりがいがあるというより粛々とかつ黙々とこなす作業となりました。必要だとは言え面倒くさい作業ですね。
今回パイロットランプに初めて電球色の3mmLEDを採用しました。
昨今は青色が流行なのかも知れませんが昔の麦球のような色合いが雰囲気あって良いですね。
完成までの記事の一覧は以下の通りです。
2022年09月28日追記
完成までの一覧リンクを追加しました。